自宅避難で必要なもの|水の備蓄は意外と必要!非常食・災害トイレの準備

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今年の夏は、私の住んでいる地域でもすごい雨が降って、各所に避難所が設けられました。

しかし、新型コロナが増えてきているので、避難所に避難するかどうか迷う人も多いのでは?

まずは自宅での避難を充実させるために、災害時の自宅避難の注意点についてまとめました。

自宅避難を選ぶ理由:災害時は感染症が増加する

新型コロナの感染者の急激な増加が、避難所への避難を難しくさせている原因の1つ。

不特定多数が、災害で不衛生になった所を往来すると、チリやウイルスが巻き起こり易くなる。

このため、災害時には、もともと「肺炎」などの感染症になりやすいと言われています。

災害時は水があまり使えず、手洗いが不十分になると、ノロウイルスに感染する人も増えます。

新型コロナに注目しがちですが、災害時は感染症が増えやすいことに注意して行動しましょう。

避難所では、環境の変化で体調を崩す人も。自宅避難も選択肢の1つとして検討すべきです。

災害時の「水の備蓄」に必要な量はどのくらい?

東日本大震災での水道復旧率は、1週間で約60%。

最近は、豪雨で大きな災害になることもあり、水道が使えない期間は大体1週間ほど。

水は生活に必ず必要なものなので、日頃から家庭での備蓄を意識したほうが良いです。

4人家族の場合、1日(3Lx4=12L)。10日分で、120Lが目安と言われています。

内訳は、2Lが飲み水で、1Lは生活用水として使われることを想定しています。

保存場所は、家のなかのあちこち(寝室・台所・部屋)に分散して保存するのがオススメです。

災害時、水の備蓄が少ない場合は、お風呂などにすぐ「ため水」をすると良いです。

災害時の食事を考えた日常のローリングストックとは?

ローリングストックとは、「買う・備える・食べる」を災害に備えて回すサイクルのこと。

日常で備蓄から消費した分を買い足し、常に一定量の備蓄を確保するようにします。

防災の日や災害の記憶を中心に、消費と補充のリズムをつくると良いようです。

非常食もバリエーションが増えたり、使いやすくなったりして、進化しています。

補充のときに、美味しい非常食はないかを探すことで、モチベーションも維持できそうですね!

災害トイレを自宅で作るときのポイントは?

災害による停電などで、水が止まってしまって困るのは、トイレ。

特に、避難所では不特定多数がトイレを利用するので、それが気になって自宅避難を選ぶ人も。

【参考】「トイレがキレイな人ほどお金持ちになる!?」金運アップ法とその理由とは

実は、災害トイレは自宅でも簡単に準備できます。その方法を紹介します。

災害トイレ 準備するもの

・ゴミ袋
・新聞紙
・(あれば)ペットシーツ、凝固剤など

災害トイレ 作り方

  1. トイレにゴミ袋をセット
  2. 更に、もう1枚、重ねてゴミ袋をセット【ポイント】
  3. 中に、ペットシーツを入れる(なければ、新聞紙・トイレットペーパー)
  4. トイレが1回済むごとに、内側のゴミ袋1枚を縛って捨てて、次をセット【ポイント】

【ポイント】で、ゴミ袋を常に2重にすると、気づかないうちに周囲が汚れるのを防ぎます。

また、新聞紙は、防臭効果や見た目の悪さをカバーできるので、災害時には重宝するアイテム。

防災のプロが選んだアイテム

プロが選んだアイテム

感想

毎年のように災害が発生し、ニュースを見るたびに他人事ではないなぁ・・・と思います。

不安に駆られて色々準備するのですが、災害時の完璧な対策には時間もお金もかかります。

でも、最低限の対策なら結構できることも。まずは、自宅での避難の対策を考えてみました。

水の確保・食料備蓄、災害時のトイレは、自分でも対策ができそうです。

避難方針は、家族構成等でも変わるので、普段から避難や防災の意識を高めておきたいです。

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