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好きなことで英語を学ぶ
好きなことで英語を学ぶという考え方
好きなことで英語を学ぶという考え方は、かなり時代遅れです。大人が英語を学ぶ場合でも、英語を習い始めてから英語を習う考えの方が成功する可能性が高いのです。
確かに、日本人はI see(私は外国人である)ができません。中学で習う文法を使ってなんとか文章を組み立てる力はあるのですが、完全に気持ちを伝えたいなどと思わない限り「I see」は使わないのです。
そんな私たちは、英語を学ぶ場合、「英語を使って何か伝えたい」という気持ちをまず満たすようにすべきでしょう。例えば、外国人の先生とネイティブが話す「英語会話」を聞く。その会話の中にでてくる単語や表現の意味を調べて、言いたいことを書く。
何かを作ってみる。とにかく、そのアクションの一部に組み込んで練習することにより、「英語を使って何か」という経験を積みましょう。この「何か」の中には、当然、「英語」も含まれます。大切なのは、とにかく話すようにし、内容を考えて組み立てる力を養うことなのです。
それも、ネイティブが話す内容の英語を中心に練習しましょう。
英語を使いたいのに機会に恵まれない場合
英語を使いたいのに機会に恵まれない場合は、フランス語でもかまいません。日本大使館に問い合わせてみてください。ただし、この学校は短大や専門学校よりレベルの低いレベル1になります。学校のコースから探してください。ちなみに、こちらでのコンピューターやワープロなどの仕事には高いフランス語力は必要ありません。
ただし、大学などでは、かなり高いレベルのフランス語力が必要です。日本では、フランス語はかなり高いレベルの語学力として位置づけられていますが、フランスの大学は日本の高校までの語学力とはレベルが違います。
ある一流の大学で2年目の学生として入学した日本人の生徒と知り合いました。フランス語はまったくできず、最初は「学校の授業についていけないかもしれない。」とひどく不安がっていましたが、今では上手にしゃべっています。
「大学の授業で使われる教科書も最初は読めなかったのに、授業ではスムーズに読めていた。」と嬉しそうに話してくれました。このように、フランスの大学では簡単な読解や作文などはできなくても、教科書や課題を一生懸命にこなしたり、授業に出席し続けることができれば、大学卒業も夢ではありません。