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子どもにスマホを持たせなかったら友達から外されてしまった
子どもにスマホを持たせなかったら友達から外されてしまう場合
子どもにスマホを持たせなかったら友達から外されてしまう場合は、子守り代わりに使われてしまうからという理由で納得しなければならないのだろうか。それでは、テレビを観るなというのと同じことになる。これもなかなか納得できる話ではない。子どもの安全のために、親は自分自身を殺してもいいのか。そんなことを考える時期になっている。親には自分の子どもをちゃんと守り、コントロールする権利があり、自己責任を問われるのは当然である。子どもは親の所有物でも、単なる道具でもない。
親と子どもの共同所有物なのだ。そのことをどうやったら子どもに理解してもらえるだろうか。またどうやったら子どもが自分なりに考えて判断し、行動する力を養っていけるだろうか。親としては難しい問題に真っ向から対峙しなければならない。しかも子どもと頻繁に連絡を取り合うようになるなど、これまで以上に親としての責任が問われる機会が増えることになる。家族の一員である以上は、子どもにかかわる責任は大きい。
子どもにとって良い親であろうとするあまり、考えなしに子どもの行動や理解能力を否定してしまうことを恐れている。
子どもにスマホを持たせなかったら友達から外されてしまう場合の考え方
子どもにスマホを持たせなかったら友達から外されてしまう場合の考え方は、本当に悲しいことです。しかし、現実として、多くの小学生がSNSにつながってしまい、子ども自身が自分の居場所を確認するために、友達に対して軽い「ついついき」をしやすくなっていると言われています。さらには、SNSで親同士のつながり方も変わってくるのです。
親の子どもへの監視に対する嫌悪感が高まっている中、その利用方法として、親も子どもも友達同士で自由に交流するという形でつながるのが増えてくるのかもしれません。そうなってくると、保護者や教師とのつながりがしっかりしている地域の学校などは、いじめの対象になりにくくなるということもありえます。この状況は子どもを持つ親にとっては、非常に良い事ですが、学校教育の現場や子どもたちの世界はどうなるのでしょうか?今の時代、子どもたちの間でも親との間、あるいは祖父母と孫の間で、顔の見えないやりとりが当たり前のように続いています。
学校と家庭が二者関係となり、子どもたちを取り巻く環境は、二者間だけで完結した関係と、さらに、身近な大人との三角関係を生み出しています。