子どもにスマホを与えるときの考え方
子どもに自分でスマホの使い方を考えさせるのが良いという考え方のポイント
子どもに自分でスマホの使い方を考えさせるのが良いという考え方のポイントは、スマホの与え方にあります。保護者や周りの大人たちが、「スマホをルール良く使いなさい」といった伝え方をしていれば、子どもはルール内でスマホを使いこなそうとし、そして自分自身でルールを破ってしまう。大切なのは「やってはいけないことをちゃんと分かっているか?」ということなのです。
子育てをするなかで、子どもがスマホを使う機会は多くなり低年齢化も進むと言われてますが、スマホを与えるタイミングは、子どもに「自分でルールを作りなさい」という場面と重なります。そしてその“自分で作りなさい”という部分が、実は保護者が一番重要な関わりとなる瞬間なのです。
関連 気づいたときには重症化しているのがスマホ依存症の恐ろしさ。
たとえば、ゲームをやりすぎて成績が下がってしまった、LINEで遊んでいるうちに問題が大きくなった、更には勉強をしなければ将来が不安になってしまう、という悩みがでてきます。その問題に真剣に対応して介入していくのも保護者の役割なのです。そして、保護者が子どもと過ごす時間の中で、「勉強は早くしなさい」や「ゲームを一日1時間までね」などのように子どもに自制を促す場面があると思います。このようなとき、保護者がすべて親の立場として決めてしまうのではなく、子どもに自分でスマホの使い方を考えてもらって、しっかりルールを守れるように親子で一緒に考えていくのがとても大切なことになります。
特に、スマホやネットを使い過ぎると、勉強に対するやる気が低下することもあるそうです(悪化すると、若い世代でもスマホ認知症になる)。スマホを使いだして、子どもの成績が気になるという保護者も少なくないと思います。必要なときは、子どもの成長や脳の発達などに役立つ栄養素である「DHA・EPA」を定期的に摂取するようにしましょう。魚に多く含まれる栄養素ですが、最近では魚嫌いな子どもも多いので、サプリなどを使って補うのが最も効果的な方法です。
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