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子どもがオンラインゲームをやりすぎると脳に悪影響が出るって本当?
子どもがオンラインゲームをやりすぎると脳に悪影響が出ると言われる考え方のポイント
子どもがオンラインゲームをやりすぎると脳に悪影響が出ると言われる考え方のポイントは、ゲームが「教育的配慮」からコントロールされないところにあるようです。ゲームの内容そのものは、大脳辺縁系や海馬が直接関与するのではなく、子どもの脳でも報酬によってアクセスされ、活性化するそうです。ただ、報酬の与え方については微妙なようです。
子どもからすれば、自分が熱中すればするほど、その対価としてゲーム内で手に入るアイテムや、他者との関わりや信頼が“リアル”だと感じられる一方で、熱中しすぎて「ダメ」と言えないと、その子にとっていつまでもゲームの中の世界から切り離せない状態になることがあります。そして、結果として、本来オンラインゲームで得るべきポイント以上の金銭を得てしまうのです。それが、「リアルマネー教育」によってゲームの課金自体を“リアル”だと感じなくなる、という心理的な仕組みとなります。
オンラインゲームを通じた課金はともかく、オフラインのゲームにも類似したリスクがあり、オフラインのゲーミフィケーションによりオンラインとの差異が見いだせなくなる、という説明はなるほどと思います。