中学3年生の娘がいます。そろそろ夏期講習の申込み時期が近づいてきました。塾に通うかもしれないという話もちらほらと耳に入ってきますが、まだ娘からはっきりとした説明はありません。これまで娘には多くのことにチャレンジさせてきましたが、押し付けてしまったこともあったかもしれません。高校受験も目前に控えた今、娘には自分で判断できる力をつけてほしいと強く思っています。
親としてのこれまでの関わり方
娘が小さい頃から、様々な経験をさせることを大切にしてきました。習い事やスポーツ、趣味の活動など、興味を持ったことには積極的に挑戦させてきました。しかし、時には親の意向が強すぎたこともあったのではないかと反省することもあります。親としては良かれと思ってのことですが、娘自身がどう感じていたのか、もっと聞いてあげればよかったと思うこともしばしばです。
中学3年生という節目
中学3年生というのは、多くの子どもにとって人生の大きな転換点です。高校受験という初めての大きな試練が待っています。親としては、どうしても心配が尽きません。しかし、同時にこの時期こそが子どもが自立し、自分で考え、行動する力を養う大切な時期でもあると感じています。
娘が塾に通うかどうかは、娘自身が考えて決めるべきことです。これまでの経験を通じて、彼女には自分で決める力が育ってきているはずです。私たち親は、その決断を尊重し、サポートする役割を果たしたいと思います。
自分で考える力を育てるために
娘が自分で考え、判断できるようになるためには、まずは親が口を出しすぎないことが大切です。もちろん、娘が助けを求めたときには全力でサポートしますが、基本的には娘自身の考えを尊重する姿勢を持ち続けたいと思います。
具体的には、娘が何かを決める際には、まずは彼女の考えを聞くようにしています。そして、その考えを尊重しつつ、必要な情報やアドバイスを提供します。例えば、塾の選び方や夏期講習の内容については、いくつかの選択肢を示し、その中から娘が自分で選ぶように促します。
親としてのサポート
娘が自分で考え、行動する力をつけるためには、親としてのサポートも重要です。具体的には、以下のようなサポートを心がけています。
- 情報提供:
塾や夏期講習の情報を提供し、それぞれのメリット・デメリットを一緒に考えます。例えば、塾の特色や講師の質、授業内容などを娘に説明し、理解を深めてもらいます。 - リラックスできる環境作り:
勉強だけでなく、リラックスできる時間や場所を提供します。ストレスを溜めずにリフレッシュできる環境を整えることで、娘が自分のペースで考える時間を持てるようにします。 - 共感と理解:
娘の考えや気持ちに共感し、理解する姿勢を持ちます。娘が不安や悩みを感じたときには、話を聞いて共感することで、信頼関係を築きます。
親としての心配
もちろん、親として心配は尽きません。娘が正しい選択をできるのか、高校受験に向けて十分な準備ができるのか、時折不安になることもあります。しかし、娘が自分で考え、行動する力をつけるためには、信じて見守ることが大切だと感じています。
親が全てを決めてしまうのではなく、娘自身が考え、選び、決断するプロセスを尊重することで、彼女は成長していくでしょう。そして、その成長を見守り、サポートすることが親としての役割だと思います。
最後に
娘が中学3年生となり、塾や夏期講習のこと、高校受験のことなど、様々な課題が山積みです。しかし、親としては、娘が自分で考え、判断し、行動できる力をつけることが何よりも大切だと感じています。少し心配な気持ちもありますが、娘の成長を信じて見守り、必要なときにはサポートする姿勢を貫きたいと思います。
これからの道のりは決して平坦ではないかもしれませんが、娘とともに歩んでいくことを楽しみにしています。親としてできることを精一杯行いながら、娘が自分の力で未来を切り拓いていけるよう、温かく見守り続けます。