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「お金」で数に興味を持たせる
生活の中で、もっとも身近な「数」は「お金」です。「お金」を通して「数」に興味をもたせることは、とても良いことだと思います。我が家では、自分のお小遣いは自分で管理させるようにしています。小さなお菓子や文房具などは、できるだけ自分で買わせます。「数」と「お金」を理解するのに時間がかかります。間違って困ってしまうこともあります。でも辛抱強く続けました。自分で買い物をするようになると、「足る・足りない」、「いくつ買うことができる」かを真剣に考えるようになりました。暗算で計算したり、電卓を使ってみたり、税抜・税込価格の違いなど・・・、色々挑戦して、数への関心を高めていっているように思います。
「お金の教育」と「小さな自立」
自分の「お金」を使っていく中で子供は色んなことを学びます。我慢すること・(貯めて買う)計画を立てること・やりくりすること、など考えるようになります。また、買い物を自分でできるようになると、大きな自信につながります。私は、「何を買うか」については、あまり口出ししないように心がけています。子供達が真剣に買い物に向かう姿を見ていると嬉しくなります。「欲しいものを選んで、自分のお小遣いで買う」ということは小さな自立を促すように思います。
見直されてきた「お金の教育」
若い頃、お金についてアレコレ考えたり・お金の使い方について話すことは、卑しいことのように感じていました。そのため、お金のことについては勉強もせず無頓着でした。そして、後になって苦労することがあったりして、お金の勉強や投資について真剣に考えるようになりました。「お金について勉強すると楽しい!」これが、今、お金に対する感じ方です。子供達にも、将来お金のことで困らないように、しっかり学ばせたいと考えています。生活とお金は切り離せません。それぞれの家庭で、子供も交えてお金のことを話すのは何よりも良い「お金の教育」だと思います。
最近では、子供向けの「お金セミナー」なども開催されているそうです。興味のある方は親子で参加するのも楽しそうですね。