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「考えることを考える」という、メタ認知。これを活用すると効果的な学習ができるという研究結果があります。言葉は聞き慣れないけど、簡単な方法で「子どものやる気」を引き出せるようです。
メタ認知とは
メタ認知とは、「考えることを考えること」です。勉強を始める前に「どんなふうに勉強すればよいか?」と、考えたり・計画したりすることで効率的な勉強を行うことができるそうです。
誰でも経験があると思いますが、ただ漠然と勉強を始めても、「好きな教科に偏ってしまう」「苦手教科にだらだら時間を費やしてしまって達成感が得られなかった」という風になりがちです。これでは、その能力を十分発揮できないということになりそうです。
メタ認知ってどうすればいいの?
例を挙げてみます。
- どういうところに重点を置くか?(得意・不得意の認識)
- どういう風に勉強すれば良いか?
- どんな内容をどのくらいするか?(優先順位・時間配分)
- どういう計画で実行するか?(テスト日からの逆算など)
意外と普通にやっていることかもしれませんね。「要領が良い」といわれる人は特にそうでしょう。これを、「意識的にやる」ことによって、勉強や練習の効果がより高まるということですね。
メタ認知、効果あると思います!
きっかけは、子どものピアノの練習で集中力が続かず「どうやればやる気が出るのか?」を考えていた頃、「(子供が)自分で決めた目標は頑張りやすい」という事に気づいたことです。
どうしても気になる点は、「子どもが自分で問題に気づく」ような教え方に変更しました。勉強でも、あまり細かいことは言わないように心がけています。親に言われてやるより、自分なりに頑張れているようです。何より、以前と比べて、楽しそうにできていることに魅力を感じます。
メタ認知、いかがですか?意外と、いつもやっている事だったかもしれませんね。ちょっとだけ「意識的に実践する」ことで、子どものやる気をぐんぐん引き出せるかもしれません。是非、みなさんのご家庭でも、お試しあれ!