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親が本を読む
親が本を読むと子どもも本を読むという考え方
親が本を読むと子どもも本を読むという考え方は、最近、NHKが始めた取り組みだが、最近では、テレビで見かけることが多くなってきた。この番組では、親に読書を勧めるさまざまな方法を取り上げているが、要は、親が子どもに関心を持ち続けること、親が毎日を送っていれば、自然と子どもに興味を持つきっかけが生まれ、子どもにも関心が生まれる。
また、子どもが興味を示せば、本に読ませてみようと思う。子どもに関心を持つこと、これが一番大事なことなのかもしれない。著者は、図書館の選書委員を務めているので、その感想、推薦文、自薦本などについては、すでに紹介した。
選書は、編集や検閲に関係するので、必ずしも理想論ばかりではなく、現実はなかなか厳しく、一知半解で勝手に自薦することは望ましくない、ということも当然であろう。そこで、今回は、図書館の選書の参考、また、本を読んだあと、子どもにどのように反応させて行くのかについての参考にするということで、どのような点で子どもを図書館に向かわせるのかを、参考意見として掲載することにする。
子どもがあまり本を読まない場合
子どもがあまり本を読まない場合は、お友だちに絵本の読み聞かせをしてくれたり、物語を聞いてもらったりと、好きなことを一緒にして、親子のコミュニケーションを図っていけるといいですね。朝の会や帰りの会のような朝の習慣にするのもいいかもしれません。
言葉のシャワーも大切です。お話も絵もゆっくりしっかり読んであげましょう。声に出して読みながら、子どもは自分の中の言葉で言葉を紡いでいきます。親が一方的に話さず、できるだけ聞き手に回ることも大事です。また、親同士がおしゃべりをしたくなるような場面をつくって、コミュニケーションをとることも重要です。
こうした自然に親しむような生活を心がけていくと、子どもは内面の成長をだんだん実感できるようになっていきます。子どもの内面の成長を、親や先生たちも実感しながら、また同時に保護者同士もおしゃべりを通じてつながり合いが芽生えてくるといいですね。
地域とのつながりやいろいろな場での交流の場面で、親も子もつながりを深めていけるといいですね。子育て世代のお母さんや父母も、自分の周りにいる人とのつながりや地域のつながりを大切にしていきたいものです。