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子どもを作文好きにさせる
子どもが作文を好きになるメリット
子どもが作文を好きになるメリットは、大きく以下の3つに分類することができます。今回はこれらの中から一つずつ、そのポイントをお伝えしていきたいと思います。
まず第一に、作文を書くには、書き手の文章の「感情移入力」が必要とされます。ここで言う「感情移入力」とは、書き手の「心」を想像し、伝える能力のこと。日常生活を生きていく中でも、相手を理解するのはとても難しいですよね。それは、普段から相手のことを思いやることを意識しておらず、自分の考えや感情だけを表に出して話すことが多いためです。
特に子どもは、自分に理解できないことを理解しようとするのがとても難しいです。分かりやすい言葉や表現で文章を書き表すことで、子どもはその大切さや必要性を実感することができます。そしてまた、文を書くことで自分の感情を客観的に振り返り、自分の成長につなげることができます。
さらに、その文章を書いた人はこんな気持ちで書いたのか…と思い至り、相手の心情を理解しようとする力は、日常生活で起こる様々なことに応用できます。子どもでも自分の素直な気持ちを表現することで、人との関わり方を学ぶことができるのです。
子どもが作文を好きになるオススメの方法
子どもが作文を好きになるオススメの方法は、子どもに聞かれたら、必ず親子で同じテーマで文章を書いてもらって見せ合うこと。本を読むことはお勧めですが、子どもが喜ぶところや挿絵を文章の横に入れることも子どもの作文への関心を高める大切なこと。
また、五感をフルに使って体験することもとてもいい刺激になります。私はテーマを決めて遊びに行っては、子どもの作文に目を通すことをいつも仕事のようにしています。実際、作文を書くことは子どもにとってとても大切なこと。私は宿題のほかに5つ以上の作文を書かせていますし、子どもの文房具を見せるのも好きです。
この秋、文房具売り場へ一緒に行って、実際に文房具を選んで子どもに見せてあげることもいいですね。お母さんも一緒に買い物に出かけて、子どもが自分で選んだものには愛情が湧いてきます。
特に、お母さんが実際に使うものは、それを機に文房具を大事にするようになりますし、使う側も「〇〇ちゃんの使うものはいいかも」という気持ちが出てきます。