最近、子供達によくお手伝いをお願いしています。お手伝いを通じて学べることは、たくさんあります。勉強も大切ですが、大きくなったときに困らないように生活に関する知恵を教えれるのは親にしかできない大切なことだと思います。
お手伝いを楽しくする方法
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「お手伝い」は小学校の宿題でも
家の「お手伝いをして、その感想を書く」という、小学校の宿題がありました。学校で「自分で使っている上靴を洗う」という体験授業があって、その内容の延長として、お家のお手伝いをして感想をまとめるという宿題です。子供達は、普段からよくお手伝いをしてくれますが、今回は「靴洗い」と料理のお手伝い(野菜切り)を手伝ってもらいました。
天気の良い週末だったので靴もよく乾いて、次の月曜日から「自分で洗った靴」で自慢気に登校していきました。料理では、自分たちで「洗ったり・切ったり」した野菜の入った夕食を、とても美味しそうにたくさん食べてくれました。
子供がよろこぶお手伝い
・料理の手伝い(野菜、お肉などを切る)
・掃除(掃除機)
・洗濯(上靴洗い、靴洗い、洗濯機を使ったお手伝い)
・皿洗い(自分が食事で使ったもの)
・洗濯物たたみ(おばあちゃんのところでもお手伝いしています)
・買い物(自分たちのお菓子や牛乳・豆腐など、ちょっとした買い物)
「お手伝い」のちょっと一工夫
お手伝いを通じて学べることはたくさんあります。
単なる作業で終わらせるのではなく、ちょっと見方を変えるだけで、楽しくてワクワクする体験に変えることができます。お手伝いをお願いするときに、やって欲しいことの大切なポイントや挑戦できるポイントをきちんと説明して、子供のやる気を引き出すことを心がけています。
すごい発見だね!早く・上手にできる方法をみつけよう
作業では、「早くできること」と「上手にできること」が評価されます。子供達のお手伝いでも、この2点をチェックしてから作業させています。初めてやることはなかなか要領を得ませんが、少しヒントをあげると、子供達はどんどん自分なりにアレンジして作業を覚えていきます。頑張っているときに、「早くできた」ね!」とか「上手にできたね!」ときちんと評価してあげると、新しいお手伝いでも工夫して作業に取り組めるようになります。
タイマーを使ってタイムアタック!
どんな作業でも楽しくできる1つの方法は、制限時間を設けることです。自然にモチベーションも上がるし、集中力もあがります。ただ、子供の場合は作業が雑になることがあるので、そこは注意が必要です。我が家の子供達も、その点はいつも悩むところです。長女は「きっちりしないとイヤなちょっとイライラ」、次女は「おおらかで作業がすごく早いけど雑」な感じです。次女には「丁寧さがあればパーフェクトだね!」と、根気強くフォローしています。
どんどん新しいことにチャレンジしよう!
ほとんど子供達からのリクエストで、お手伝いのバリエーションは増えていきます。料理のお手伝いや掃除、洗濯、買い物など・・・。「ちょっと難しいかな?」と思うことも、子供のことを信頼して少しずつ任せるようにしています。「部分的なお手伝い」をお願いしたり、「ちょっとサポート」してみたり、「長女と一緒に」させてみたり、することで色んなお手伝いがこなせるようになってきました。
リーダー・サブリーダー
長女は次女に、「あれやって、これやって」と色々指示を出しがちです。もちろん次女は、すごい勢いで反発します!これでは、お手伝いをお願いしても喧嘩になってしまうので、作業を分けても良いかなと最近考えています。お手伝いといっても、「どうすれば早く終わるか?」「どうすれば上手にできるか?」を考えると、作業を分担したり・チェックしたりすれば、より良くできることがわかります。長女も次女も、得意な部分が異なるので、リーダー・サブリーダーなどの愛称で作業を分けると協力してやってくれないかな?と考えています。
まとめ〜お手伝いは楽しくやろう!
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お手伝いには、色んな意見があるみたいです。賛成派の意見としては、子供の「自立を促す」とか「責任感が強くなる」などの意見があります。一方、不要派には「(子供がやると)時間がかかる」とか「勉強に集中して欲しい」などの意見があります。
子供をみていると、小さな「お手伝い」でも、出来るようになると成長を感じて嬉しそうと思います。親からお願いすることもありますが、子供から「やってみたい」というケースもあります。
私は、お手伝いを通じて、日常生活や将来の生活に役立つことがたくさん学べると思っています。だから、子供達が積極的に「お手伝い」に参加してくれるのは嬉しいです。単なる作業だと、子供も大人もつまらないので、楽しくできる方法で「お手伝い」にもたくさんチャレンジしてほしいです。