「子どもがマンガばっかり読んで、将来が心配・・・」と悩んでいませんか?
いわゆる読書があまり好きでない子どもでも、今回紹介する方法を使って、無理なく読書を始めるキッカケにしましょう!
子どもが興味を持ちやすい本でキッカケを作る
子ども向けの月刊誌をとってあげべることをお薦めします。
理由は、マンガなどではなく、本格的に「文章を読む」読書に切り替わっていくキッカケになることが多いからです。
文章を読む楽しさは、マンガにはない面白さです。
子どもの行動を見ていて思うのですが、マンガ以外の「いわゆる読書の面白さ」を知るとあまりマンガを読まなくなります。だから、文章で本を読む面白さをぜひとも早い時期に体験させてあげるのが良いと思います。
子ども用に製作された月刊誌は、それぞれの時期の子どもの関心・興味のトレンドをよく調べて作られています。
ニュースで話題になっていることや、友達に注目されそうなこと、そのとき活躍しているスポーツ選手についてのエピソードなど、巧みにアレンジしてあります。子どもと一緒に大人が読んでも楽しめるものが多いです。
また、地方在住だと「子どもの興味トレンド」の最新情報が得られて良いと思います。
待つことも学べるから、オススメ
さらに、1カ月ごとに、本が来るのを「待つ楽しみ」を経験するということも大事なことです。
「我慢する力」と「先を見据える力」は、将来伸びる子に重要な要素と言われています。
ある実験によると、「欲しいものを待つこと(自制心・セルフコントロール)」は、将来の学力・社会的評価に影響するそうです。目の前のマシュマロを我慢することができた自制心の強い子は、そうでない子よりも社会的な評価が高くなった、そして、その傾向は生涯ずっと継続していると報告されています。
マシュマロ実験(マシュマロじっけん)、またはマシュマロ・テストとは、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェル(英語版)が1960年代後半から1970年代前半にかけて実施した。
マシュマロ実験
子どもの勉強の努力は、結果にすぐには表れません。
しかし、そのような努力を諦めずにずっと続けることが大切です。その一番のポイントが自制心です。人格や知性の成長にとても大切な要素です。
子どもが「本を待つ」とき、そのような心の強さもじっくり養われているのです。
読書はコスパ最強の勉強ツール
たしかに、子どものために本を定期的に買ってあげても、「読まなくてお金の無駄になるかも」という心配な面もあります。
しかし、「将来の学力は10歳までの『読書量』で決まる!」という専門家がいるほど、読書は子どもの成長にとって欠かせないものです。
将来、子どもの成績が良ければ、「定期的に購入した本の代金」なんて比べ物にならないほど、教育費を節約できるはずです。
全ての教科のベースになるのは、第一に「国語力」です。その国語力を身につけるには、幼い頃からどれだけ読書をしたかによって決まると言われています。
我が家の例だと、付録や連載記事もあって、子どもの食いつきはかなり良いです。図や文章がわかりやすくて、よく自主学ノートのネタに使っているようです。
子ども用に作られた月刊誌は、子どもの関心をよく把握して作られています。
子ども向けの月刊誌で読書習慣をつけよう!
子ども向けの月刊誌をとってあげるべきと考えます。
我が家の子ども達も、月刊誌を読み始める頃から、文庫本などを読むことが多くなりました。いまでは、タブレットで電子書籍を読むことが多いです。
ちなみに、そろそろ名作小説なども読んでほしいな〜、と思って「1話5分! 小学生のうちに読んでおきたい名作101」を買ってみました。
子育ての悩みを解決したい
子育ての悩みは、家庭ごとに違います。
悩みから救ってくれたのは、同じ経験を乗り越えた人達からのアドバイスでした。
誰でも気軽に相談できます。ご参考までに。