おすすめ情報
子どもの不登校〜学校と協力してどう解決するか
子どもの不登校を学校と協力してどう解決するか
子どもの不登校を学校と協力してどう解決するかは、教育にかかわる者の重要な課題である。学校では、一人ひとりの子どもが安心感と自己肯定感を持って教育活動に取り組めるよう、「チーム学校」体制や「心の教室」整備を進めているが、不登校問題の早期発見と効果的な対応には不登校を経験する教職員を中心とした、学校全体で取り組む環境づくりが不可欠である。そのためには、教職員一人ひとりが問題意識を持ち、学校全体で学校の問題や課題を明らかにし、組織的、計画的に対策をとるよう関係機関等に働きかけることが重要であり、そのための学校や教育委員会、各児童相談所、医療機関などの関係機関の連携を強化していかなければならない。
その際、不登校問題の背景にある児童虐待や家庭問題、思春期の子どもたちの特徴や精神疾患などの課題について、学校がより総合的な相談・支援ができるよう教職員間の共通理解を図るよう努めることが求められる。
