「集団登校に行きたくなぃ!!」と、小学校1年生の長女が玄関で泣きだす朝が続きました。「あんなに楽しみにしていた小学校。何があった?」と、目の前が暗くなって、その場に座り込んでしまいそうな気分でした。
「集団登校できない」悩みを抱える家庭も多く、解決策の1つのケースとして紹介したいと思います。
【関連記事】もう、ひとりで悩まなくていい!登校拒否・いじめ、離婚後の子育て・シングル子育て、子育てのお金 「子育ての悩み解決 厳選リスト」10+
集団登校は親の理想とは異なる
私は、小学生の集団登校について、みんなと一緒に行けなくても気にしなくていいと考えます。なぜなら、集団登校できない子は結構多いし、無理やり参加させて不登校になったらもっと大変だからです。
一般に、集団登校は学年もバラバラで、特に低学年の頃はグループに馴染みにくいという指摘があります。さらに、教育分野の専門家によれば、グループ内の関係性・スクールカーストで弱い立場の子どもはいじめ被害を受けやすいという報告もあります。
グループの有無、グループ内の関係性・スクールカーストに着目して
集団登校ができるようになったキッカケ
毎日、親子2人で登校することにしました。学校が近くなると、別れるのが寂しくなって泣くこともありましたが、なんとか休まずに通えました。
通学途中に、友達になった子ども達に声をかけられることが多くなりました。友達が近づいてきたら、私は長女から少し離れて登校しました。
そして、ある夜、「明日から、集団登校で言ってみる!」と自分から言ってきました。子どもの自信に満ちた顔をみて、「なんで集団登校できないんだろう?」「家庭教育に問題があったかな?」と、悩み続けてきたことが「す〜っと」消えていきました。何日間かは心配で長い時間見送りましたが、集団登校にうまく対応できたようでした。約3ヶ月かかりました。
解決のキッカケは、「友達ができたこと」。友達と合流して、仲良しグループで通っているみたいです。結局、集団登校といっても形式的に集まるだけ。「小学生のつきあいって、こういうものなんだ」と慣れたら、吹っ切れたようです。
集団登校のメリット・デメリット
たしかに、一人で寂しく学校に通うよりは安全が確保ができるという面はあります。しかし、最近の通学中の事件・事故のニュースは、本当に目を覆いたくなるものばかり。
子どもに自分たちで安全を確保させるより、保護者の見守り・立哨当番などを充実させたほうがずっと効果的だと思います。また、友達ができれば一人で登校することも少なくなるので、集団登校にこだわらなくても良いと思います。
集団登校のメリット
・犯罪被害に遭いにくい
・迷子などになりにくい
・新入生が近所の友だちを作りやすい
・災害等の発生時に助け合いがしやすくなる
集団登校のデメリット
・交通事故などでに被害(人数)が大きくなる
・待ち合わせが必要になるため通学に時間がかかる
・仲間はずれなどのイジメが起きる可能性がある
・周囲に馴染めない児童にとっては居心地が悪い
・集合場所として使える場所(公園など)が必要
まとめ
- 入学直後は立場が弱く、集団登校に馴染めない場合もあるから、気にしなくて良い。
- 集団登校には、メリット・デメリットがある。
- 集団登校ができない場合は、なれるまで親子で登校するのが効果的。
子育ての悩みを解決したい
子育ての悩みは、家庭ごとに違います。
ショックが大きかったのは、学校があまりにも頼りないものだったこと。トラブル以降、自分の子どもを守れるのは「親だけ」と覚悟を決めています。
悩みから救ってくれたのは、同じ経験を乗り越えた人達からのアドバイスでした。
誰でも気軽に相談できます。ご参考までに。
【関連記事】もう、ひとりで悩まなくていい!登校拒否・いじめ、離婚後の子育て・シングル子育て、子育てのお金 「子育ての悩み解決 厳選リスト」10+
【関連記事】「うちの子だけなんで?」と心配になったら相談できる。運動が苦手、運動発達、子供の手の使い方・歩き方、発達障害、身長の悩み 「子供の成長の悩み相談リスト」10+