次女は、小学校の視力検査で遠視がわかって弱視治療用メガネをかけています。治療用メガネは高額なので、家族療養費と子ども医療費助成制度を利用しました。2つとも申請&支給が完結したので、申請の流れなどをまとめたいと思います。
弱視治療用メガネと利用できる制度や助成金
弱視治療用メガネをつくりました
当時、小学1年生だった次女は、小学校で行われた視力検査の結果が思わしくなく、「眼科検診」を薦められました。すぐに眼科で診てもらい、弱視治療用メガネをかけることになりました。視力の発達は7歳くらいまでの期間がとても大事でということで、急いでメガネをつくりました。あとから知ったのですが、保険の申請にも年齢が関係します(年齢制限は9歳未満)。
子どもの遠視に気づくのは難しいようで、普段の生活で「おかしいな?」と思うことがあれば、早目に眼科に相談するのが良いと思います。次女はメガネを掛けるまで、いくつか気になることがありました。弱視治療用メガネを掛けてからすぐに行動が改善したので、もしかしたら前兆だったのかもしれません。
- テレビを観るときの目線が変(上目遣いのような感じ)。
- 歩いているとき、なんでもないところでたまに転ぶ。
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協会けんぽの「療養費の支給申請」
弱視治療用メガネをつくる場合、協会けんぽの「療養費の支給申請」ができることを眼科で教えてもらいました。
まず、健康保険協会のホームページから申請書をダウンロードして印刷しました。「例」を見ながら必要事項を記入して、申請書・領収書・医師からの指示書を準備して、健康保険協会の窓口に持っていきました。郵送でも良いそうですが、書類の細かい訂正があったり・領収書の不備を指摘されたりしたので、窓口で申請内容をみてもらうのが確実です。その場で対応できる点については、窓口で教えてもらいながら記入・訂正し、改めて書類を揃えて郵送しました。1〜2ヶ月程で申請に対する支給決定通知が届き、療養費が支給されました。
療養費には上限があります。カバーされない差額分は、自治体ごとの「子ども医療費助成制度」が申請できることも教えていただきました。協会けんぽの「家族療養費」の申請で原本を提出するものもあるので、申請書類提出前にコピーをとっておいた方が良いものもあります。
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自治体ごとの「子ども医療費助成制度」
協会けんぽの「家族療養費 支給決定通知書」が届いた後、市役所の子ども課で「子ども医療費助成制度」の申請を行いました。
申請の条件や必要な書類などは、自治体のホームページで調べました。私の住んでいる街では、支給決定通知書・医療機関からのメガネ作成指示書・メガネの領収書・子ども医療証/保険証などが必要でした。
2ヶ月ほど経った先日、「子ども医療費支給決定通知書」が郵送で届きました。
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知らないと損をする!国の制度
「知らなかった!」では補助はもらえない
次女の遠視用メガネの件で、療養費・子ども医療費助成制度を初めて利用しました。調べたり・聞いたり、あちこち駆けまわって大変でした。今回は色んなところで親切に教えてもらえたので、各種申請を完了することができました。
でも、結局、自分で申請しないと補助はもらえません。一番困るのは、知らないことで、「子育てや生活に関する選択肢をあきらめてしまう」、「自分だけで悩みを抱えてしまう」という場合だと思います。「このときはこういう制度がある」「条件や内容はこんな感じ」と、ざっくり知っておけば解決の糸口につながることもあるかもしれません。国の制度について、「知らなくて損してるかも!」ということは、結構あるかもしれません。
色んな制度 – 家族の病気・ケガ、転職やリストラ、親の介護
申請でバタバタしている頃、この本を読みました。「家族の病気・ケガ」「転職やリストラ」「親の介護」など、実は色んな制度が準備されていることを知りました。最初から難しい本を読んでも「全然頭に入ってこない」ので、できるだけ易しい、マンガで説明してあるものを選びました。身近でおこる、「あるある!」というトラブルをもとにストーリーが展開していくので、読みやすかったです!
- ケガや病気で大変になったら?
- 出産・子育てのお金がないなら?
- 突然、親が介護になったら?
- 失業でお先真っ暗になったら?
- 住宅で困ったら?