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後戻り学習で子供に「できる!」という自信を
後戻り学習とは、少し前に習った内容の学習をさせることです。簡単な問題がスラスラ解けると「できる!」という自信やヤル気につながります。小学生の勉強なら、1つ前の学期に習った内容の問題や1学年前の問題を解かせてみます。習い事やスポーツにも応用できます。また、つまづくような点が見つかれば、復習することもできて一石二鳥です。
先生役を演じさせてみる
子供に妹の先生役をさせて「後戻り学習」を体験させてみました。上の子は小学2年生、下の子とは幼稚園の年長です。それぞれ家庭学習用のツールを与えていますが、上の子には「小学2年生用」、下の子には「小学1年生用」を学ばせています。下の子は、いつも上の子と勉強させていたので、同じものに興味を持つため、1年上のものを使わせています。先生役は遊びの延長でもあり、率先して添削や間違った所の解説などを一生懸命やっています。2人で楽しそうに勉強しているのをみると、まさに「自信」につながっているように見えます。下の子には「予習」に・上の子には「復習」になると思って、このような構成で学習ツールを揃えましたが、相乗効果が得られているように感じます。
難しい問題よりはやりやすい
並行して、授業で習うよりも難しい応用問題を解いて、「できる!」という自信をつけさせようと試みています。休日など時間をみつけて、親と一緒に解きます。図を使ってみたり、違う視点で問題解いてみたり。難しい問題解くと達成感は得られます。しかし、慣れないと疲れるし、時間もかかるので苦手意識を生むこともあるようです。学習のレベルは大切、焦らず1歩1歩前に進みたいと思います。その点、後戻り学習は家庭でも取り組みやすいです。まずは「自信」と「ヤル気」。色んなことに興味を持って、自ら挑戦する気持ちの方が大事かなと考えたりしています。